パンになりたい日々

パンが好きなわけじゃないけれど……。

『奈良 食べる通信』について、その①

あ、オオガケです。

 

最初の記事から、ほぼ3ヵ月……。やっぱりな。
いや、続けますよ。

というわけで、今回は、『奈良 食べる通信』の話。

 

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『食べる通信』をご存知でしょうか?

ごくごく簡単に説明すれば、「食べもの付きの情報誌」となります。

『東北 食べる通信』を皮切りに、この情報誌が全国に広がっています。
そして、奈良もこのムーブメントに参加することになり、僕もチームの一員として12月の創刊に向けて準備を重ねているところです。

『食べる通信』では、毎号、ひとりの生産者を取り上げてご紹介し、レシピや地域情報などを掲載した情報誌と、その生産者が作った食べものがセットになって届きます。
定期購読なので、通販のように、食べたいものを買うわけではありません。
生の食材つきなので、書店では売っていません。

その情報誌には、生産者の物語や食べものが育てらえる苦労や工夫、そして、おいしく食べるためのレシピや雑学など、もりだくさんな内容が掲載されています。
どんな人が作った食べものなのか、そこには、どんな苦労があるのか、それを知ってから食べることで、きっと食べものの見方や味が変わります。

さらに、facebookを利用することで、リアルタイムに生産者の話を聞き、生産者の作業を見ることができます。逆に、自分が食べた感想や「ごちそうさま」の声を生産者に届けることもできます。

こうして、食べ手と作り手がつながっていくことが、『食べる通信』の醍醐味なのです。

東北で『食べる通信』をはじめたのが、高橋博之さん。
とにかく熱い人です。同い年です。
詳しくは、『だから、僕は農家をスターにする』に書かれていますので、興味がある方はこちらをお読みください。
『食べる通信』についても、よくわかります。

 

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シェフェスタチームで、何か農業に関する事業をしたいと考えていたときに、この『食べる通信』に出会いました。

すぐに、東京のイベントに参加し、そのまま拠点である岩手に飛びました。

イベントで出会った生産者、『東北食べる通信』の読者の方々、そして、高橋編集長と編集部の仲間たち、みなさんが刺激的でした。
生産者と読者が生き生きとつながり、お互いを家族のように受け入れている状況を見て、衝撃を受けました。

 

奈良でもこのムーブメントを起こしたい。いや、小規模農家が多い奈良でこそ、この取り組みをしなければと思いました。

『奈良 食べる通信』は、12月に創刊します。
そして、偶数月の隔月で発行していきます。

創刊号は、『グリーンワーム21』の柏木英俊さんが作る宇陀金ごぼうです。

 

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購読料は、毎号2980円です。

高い!と思ったでしょう。そう、安くはありません。
冊子と宇陀金ごぼうのセットで2980円です。
宇陀金ごぼうは、約1キロくらい?かな。4人で食べるには充分な量です。
でも、『食べる通信』の価値は、情報誌と食べものだけではありません。大事なのは、奈良の生産者とつながれるきっかけ。作り手とつながることで、食の世界は大きく広がります。そのためのパスポートだと考えてください。

 

そして、奈良の特徴として、誌面にシェフが登場します。
創刊号は、『リストランテ・ボルゴコニシ』の山嵜正樹シェフです。
シェフは、宇陀金ごぼうをどのように調理するのか。。。
さらに、『Hacobu Kitchen』の中山咲子さんが、家庭で作りたくなるレシピをご紹介します。
そのほかにも、奈良の農産物がひと目でわかるイラストマップや、大和野菜のすべて、そして、『グリーンワーム21』がある宇陀をめぐるガイドまで、もりだくさん。

 

『食べる通信』の魅力は、まだまだありますが、今回はこの辺で。

 

お申し込みしたい方は、下記からアクセスしてください。
『奈良食べる通信』

 

また、facebookページでも、最新情報をご覧いただけます。