中国料理 栃(奈良)
あ、オオガケです。
奈良と徳島を行ったり来たり。
その間に、岐阜~名古屋~京都でかき氷修業。。。
ゴーラーとしての素質が目覚めそうな今日この頃。
あ、このブログはようやく、2017年の年末へと差し掛かってまいりました。
12月下旬、クリスマスなんて言葉も耳にタコ。
ここから、怒涛の奈良レストラン巡りへと突入していきます。
中国料理 栃
20年以上続く老舗ですが、不思議とこれまで訪れることがありませんでした。
先付として、アワビをやわらかく煮たもの、ジャコの炊いたもの。
これだけで飲める。
甘海老の紹興酒漬けに生うに。
うーん、素材の良さを感じる一皿。
大和肉鶏を使った蒸し鶏。
タラバガニのあんかけ。
味付けが繊細だわ~。
大和牛の焼き物。
こちらは、オープンキッチンなんですが、次から次へとものすごい素材が取り出されては、目の前で調理されていきます。
もう、見ているだけで楽しいったら。
大和牛もかなりの上質さでございました。
貝柱無黄蛋。
これ、割っても黄身がないんです。びっくり!
一度、殻から中身を取り出して、白身とだしを合わせたものを戻して蒸しているんだとか。手が込んでいます。
どーん!と伊勢海老が登場!
二人で1尾!
取り分けてくれます。
中国料理のテクニックの中で、蒸すというのは難しいものですが、蒸し加減が絶妙です。しかも、活けの伊勢海老を目の前でさばいているからこそ、身がすっと離れるんだそう。
ご飯ものは、おこわ。
蓮の葉で包んで蒸しているので、とても香りがいいざんす。
杏仁豆腐も、ちゃんと杏の種から仕込んでいます。
風味が違いますね。
うーん、何で今まで訪れなかったのか、ちょっと後悔するくらい見事な料理ばかりでした。
素材の選び方、火の通し方、味付けの塩梅、そうした基礎的な技術力が高いからこそ、王道の料理も、遊びのある料理も、食べるほどに喜びがあるのだと思います。
何かのお祝い事の席に、またお邪魔したい。